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みんなが勝者なのです。

トリノオリンピック、女子フィギュアスケートで日本の荒川静香選手が金メダルを獲得されましたね。日本のみならず、同種目ではアジア初の快挙です。おめでとうございます。

日本人の一人として荒川選手の大活躍は嬉しい限りですが、黒猫は複雑な思いで早朝のテレビを見つめていました。

みなさんは、銅メダルを獲得したロシアの選手を知っていますか。
彼女の、フィギュアにかける思いを聞いたことがありますか。

イリーナ・スルツカヤ選手。
前回のソルトレーク大会で銀メダル、今大会の金メダル最有力候補と目されていました。
ロシアのスポーツ選手と聞くと(かつてのソ連邦時代の印象か)英才教育を施されたエリート選手を想像します。
ところがスルツカヤ選手の実情は、何の苦労もなくヌクヌクと暮らすエリートとはかけ離れたものです。

トリノ直前に27歳になった彼女が23歳のとき。ソルトレークの翌年のことです。
母親が腎臓病で倒れ、世界選手権を辞退して看病に専念しようとした矢先、続いて自らが原因不明の体調不良で倒れたのです。
謎の頭痛と全身のむくみ、呼吸困難で病院をたらい回しにされ、ようやく下された診断結果は
「自己免疫疾患」・・・。
免疫システムが自身を攻撃し、心臓の血管が炎症を起こしてしまう難病です。

毎日大量の薬を飲み続け、副作用でフラフラになりながら、時には歩くこともままならない状況に耐えて練習を続けました。
医師から激しい運動が心臓の負担を大きくすると忠告を受けつつ、それでも滑ることをやめませんでした。
そして闘病は今も続いています。トリノに入ってからも、万全の体調とはいえないようでした。

母の治療と自分自身の闘病と、金銭的な負担は相当なものです。
多くのメダリストがそうであるように、彼女がプロ・スケーターへ転身する可能性も高いと言われています。
そのとき、オリンピックの金メダリストという肩書きが大きくものを言うはずでした。
それに何よりも、命と引き替えにしてでも、愛するスケートで金メダルを獲りたいと願いました。
どうしても欲しかったメダル。
また届かなかった、という風に、演技を終えた彼女は小さく笑いました。


ここまでがんばりつづけてきたご褒美として、いちばん良い色のメダルをあげたかったな。

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